分割シャフトテクノロジ―
世界で最も精度の高いシャフトを作り出すに当たり、考慮すべき変数は数え切れないほどある。前端部の質量、材料の強度、木目の密度、剛性の間に存在する特有の相互関係が、シャフトパフォーマンスにおいてそれぞれに役割を果たす。その複雑な方程式を微調整し続けて来た我々は、Vantageから314およびZの第3世代まで、かつてないほどにダイナミックで正確なシャフトを創造するに至った。
Vantageシャフト、314およびZの第3世代シャフトの何が新しいのか。
10分割のパーツからタップにいたるまで、全ての要素が、かつてない精度と安定性を得るべく強化され、修正され、再設計された。 Vantage、3143、Z3 のいずれのシャフトにおいても、前端部構造が新しくなり、特許申請中であるV-Tekの要素と構造が採用されている。 この全く新しい構造は、シャフトの強度や剛性を高める一方で、前端部の軽量化も実現した。これらの要素と、iMatchスプライスセレクション工程(分割されたそれぞれの木の硬さや密度、重量を測り、最適な組み合わせを見つける工程)とが組み合わされることで、テーパーの加工精度と打感の安定性を向上させることに成功した。
Vault PlateとV-Tek構造
Vault-Plate
新設計の前端部構造には、特許出願中のVault Plateが含まれている。Vault Plateは、タップ、タップサイレンサー、フェラルの全パーツの結合を確実にする役割を果たしている。これによりあらゆる角度からの衝撃に強く、運動エネルギーを効率よく手球に伝えることが可能となる。
V-Tek フェラル
プレデターの技術により、独自のフェラル素材を作り出すことに成功した。V-Tekフェラルは、より強いだけでなく、より軽く、また高精度である。
V-Tek ファイバー・タップサイレンサー
Predatorの独自技術の組み合わせによって生まれたタップサイレンサー。タップとのより強固な接着を可能にし、ショット時には心地よい打音を生み出す。
Intelligent Match Enhanced Maple Pairing (iMatch)
iMatchペアリング
iMatchとは、シャフトの安定性とプレイアビリティーにつながる最適なペアリングのために、全ての木製ピースにおいて、密度、重量、堅さの検査を行う工程のことで、Predatorが特許を取得した工程のことである。
10ピース北米産ハードメイプル
一本一本選ばれ窯乾燥にかけられたのち、最高ランクの北米産メイプルのみがプレデターのシャフトとなる。
より多くのスピンと見越しの低減。
Victoryタップ
最も厳密な規格を満たすよう設計された8層構造のタップは、使い始めから終わりまで常に最適な圧縮レベルを維持するよう開発された。視認性が高く、タップの成形にも便利なハイコントラストカラーを採用。
各要素の組み合わせが生むパフォーマンス
プレデターのローディフレクションシャフトは、強さ、堅さ、重量の独自の組み合わせによって、回転と精度の向上をもたらした。この組み合わせによってより多くのスピンを効率よく手球に乗せることができ、より安定して精度の高いプレイが実現可能となった。Predatorのシャフト比較はこちらから。