初めてのマイキューの選び方

Posted 8/27/2019 in レッツビリヤード, 用品について

初めてのマイキューの選び方

~これからビリヤードを始める人・始めたばかりの人に向けて。その2~

*先日の『10ボール世界選手権』で3位入賞を果たした、プレデター契約プロの吉岡正登プロ(写真は2019年ジャパンオープンより)

 

こんにちは! プレデタージャパンです。ブログの第1回を多くの方にご覧いただきました。ありがとうございます。

今回は前回の続きで、「どうやって初めてのマイキューを選べば良いか」を述べていきます。プレデターキューに限った話ではなく、一般的なキューの話としてご覧ください。

 

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ビリヤードの世界の入り口に立ったばかりの、キューの良し悪しもわからない状態で「初めてのマイキュー」を選ぶのは難しいもの。そんな時は、以下の5つのポイントを参考にすると良いのではないかと思います。

◯1 「見た目」――好きなデザイン

◯2 「性能・品質」――初めの1本にどこまで求めるか

◯3 「価格」――予算内に収まるか

◯4 「メーカーやブランド」――安心出来るメーカーか

◯5 「実物を触ったフィーリング」――握った時・振った時の感覚

一つずつ簡潔に説明します。

 

*「インレイ」を入れたキューの例。左がプレデター『Blak』、右がプレデター『Throne』

 

◯1 「見た目」――好きなデザイン

ビリヤードを始めたばかりの人やビギナーレベルの人で、キューの性能の高い・低いを理解出来る人はほとんどいません。なので、心惹かれる「バットのデザイン」で選ぶというのも手です。こういう方は実際に多いです。「この1本」に絞れなくても、自分が好きなデザインの方向性がわかればある程度絞れてきます。キューデザインのタイプはおおよそ以下の4種に分けられます。

◆1 デカール(プリント)
木(バット材)に、色とりどりの柄を転写(プリント)して作られているキュー。安価に自由度の高いデザインが作れるため、主に低価格帯のキュー(ビギナーセットなど)によく見られます。

◆2 ストレート(プレーン)
木そのもののカラーや木目を活かし、何もデザインを入れていないキュー。稀少な銘木を使ったストレートモデルは珍重され、ファンも多いです。

◆3 インレイ
バット材を削って、そこに金属・貝・貴石・別種の木といった素材を埋め込み(インレイ)、装飾を施しているキュー。そのインレイワークにメーカーの個性が出ます。

◆4 ハギ
異なる種類の木材を組み合わせてから丸棒状に削って作られたキュー。そうすることで鋭い「剣」のような模様が出来上がる。ビリヤードキューの伝統的な製作技法でありデザインです。

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◯2 「性能や品質」――初めの1本にどこまで求めるか

ビリヤードのグッズショップには様々なキューが並んでいます。比較的安価なベーシックモデルと、10万円前後するような中~上級者仕様モデルとの違いは何でしょうか。

それは、中~上級者仕様モデルは、厳選された材料を用いてデザイン性を高め、性能(手球の直進性・パワーやスピンの乗り)を追求し、高い工作精度で仕上げの綺麗さや耐久性を高めています。また、高性能な「ハイテクシャフト」を標準装備し、エクステンション(キュー延伸アイテム)やウェイト調整システムが使えるなど、拡張性が高いことも特長です。当然価格は高くなります。

そして、ベーシックモデルは、標準的な材料と構造を用いて、基本的な性能と普遍的なデザインで大量に製作されているので安価に提供することが出来ます。それだけにビリヤード場で他の人とかぶることもあるでしょう。

「性能にはこだわらない。とりあえずマイキューが欲しい」のであれば、ベーシックモデルから見ていくのが良いでしょう。「始めから良いものを買って長く使いたい」と思う方には中~上級者仕様モデルを推奨します。

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◯3 「価格」――予算内に収まるか

「木の棒だし、もっと安いと思っていた」という声を、初めてのマイキューを探しにビリヤードグッズショップを訪れた人から聞くことがあります。キューは天然素材である木を使っていて、選別、乾燥、成形、検品に至るまで手間暇がかかるため、単なる「木の棒」とは言えません。

ビリヤードグッズショップには1万円~3万円前後のビギナーセット(デカールデザインが多い。ケース付き)がありますが、それを除くとベーシックモデルでも4、5万円以上します。中~上級者仕様モデルは10万円前後~になるでしょう。

さらに、少量生産で一点物のキューやオーダーメイドモデルを作っている工房(カスタムメーカー)のキューともなれば、数十万円~百数十万円することもあります。まずはマイキューにかけられる予算を決めてから範囲を絞っていくことも大事です。

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◯4 「メーカーやブランド」――安心出来るメーカーか

キューメーカーは世界中に数多く存在し、それぞれに個性や強みがあります。デザイン、価格帯、性能・性質、商品構成……など、メーカーごとにキューを見比べてみるのも楽しいものです。

著名メーカーにはもれなくヒット商品と共感を呼ぶコンセプトがあります。そしてそれは、整った製作環境、厳しい検品体制、安心のアフターサービスといった普段見えない企業努力に支えられています。気になったメーカーやブランドを調べ、評判をリサーチするのも良いでしょう。

 
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◯5 「実物を触ったフィーリング」――握った時・振った時の感覚

いろいろとキュー選びの基準を述べてきましたが、ありすぎてかえって迷うという人もいるかもしれません。そんな時は「直感」「フィーリング」で決めるのもあり。

洋服や靴を選ぶのと同じで、キュー、特に初めてのマイキューは、出来ればショップで実物に触れるのがベター。サイトで見た色と実物が違うなんてこともありますし、太さ(テーパー)、グリップ部の感触、振りやすさ(重量バランス)などは実物でしかわかりません。スタッフさんからおすすめを聞くのも良いでしょう。

試し撞きが出来るショップなら、候補の複数のキューを撞き比べることをおすすめします。ビリヤードの経験があまりなくても、打感(硬い・柔らかい)、しなり感(多い・少ない)、シャフトの指通りの滑らかさ、打音など、キューによって違いがあることが感じ取れるはず。その中に「なんとなく良い感じ」のキューがあればそれが第一候補です。フィーリングが合うキューは長く使えます。

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長くなりましたが、初めてのマイキュー選びの参考になれば幸いです。

 

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